サイモン・コーウェルが審査員を務めた人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」の第1シーズン優勝者、ポール・ポッツの半生を描いた作品。
ウェールズで携帯ショップの店員として働いていたポール・ポッツ(ジェームズ・コーデン)は、容姿もパッとせず、幼い頃からいじめられていた。ポールは大のオペラ好きで歌うことが大好き。小さい頃から聖歌隊で歌っていた。
そんなポールは、出会い系で知り合ったジュルズ(アレクサンドラ・ローチ)と恋人になる。人生初めての彼女だった。
ポールはオペラ歌手になる夢を叶えるために、ベネツィアに留学するチャンスをつかむ。先生の評価も高く、ルチアーノ・パヴァロッティの前で歌うという最高級のチャンスもつかんだ。しかし、緊張から上手く歌うことはできず、パヴァロッティに酷評され、失意の中、帰国する。
帰国したポールは、ジュルズに連絡もせず、ふさぎ込んでしまう。父親の紹介で製鉄所で働こうとするが適応できない。現実に直面し将来の見えない中、改めてシュルズに連絡するが、彼女は電話に出ない。
ポールは彼女に会いに行くが、相手にされない。そんなシュルズを再び振り返らせたのはやはり歌だった。別れ際、路上で彼女に思いを込めた歌を歌う。その後、二人は結婚。地元の舞台で歌うチャンスを得るが、当日、盲腸で倒れ入院。交通事故もあり、と不運が重なる。
そんな中、シュルズの後押しもあり、「ブリテンズ・ゴッド・タレント」のオーディションを受ける。最後のチャンスだ。当日、トゥーランドットの「誰も寝てはならぬ」を渾身の歌声で歌い上げる。会場はスタンディング・オベーションに包まれた。。。
原題: One Chance
監督: デビッド・フランケル(David Frankel)
出演: ジェームズ・コーデン(James Corden)、アレクサンドラ・ローチ(Alexandra Roach)
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