フィギュアスケートのグランプリ・ファイナル。
男子シングルは、羽生結弦がフリーで193.41を出し、ショート・プログラムと合わせて293.25として、パトリック・チャンを抑えて、見事に初優勝を果たした。
フリーの歴代最高はチャンの196.75、合計点は同じくチャンの295.27。
この日の羽生は最初の4回転ジャンプで転倒。減点があったのに、このスコアはすごい。
日本勢の優勝は昨季の髙橋大輔に続いて、2年連続2人目。また、2位のチャンは4年連続表彰台となった。3位は3年ぶり3回目の表彰台となった織田信成。
世界選手権3連覇中、四大陸選手権2回優勝、グランプリ・ファイナルも2回優勝しているパトリック・チャン。
カナダは過去に男子シングルで五輪を制したことはない。ブライアン・オーサーとエルビス・ストイコの銀、それぞれ2回が最高成績。
チャンはソチ五輪でも絶対王者として挑むと思われていたが、ここに来て羽生が追いついてきた感じがする。
日本勢も五輪ではバンクーバーの髙橋大輔が獲得した銅だけで金はない。
どちらが母国に初の金をもたらすか?今から、ソチ五輪でのチャンと羽生の対決が楽しみだ