モロッコで開催されている第10回FIFAクラブワールドカップの準決勝で、南米王者のアトレチコ・ミネイロが開催国代表のラジャ・カサブランカに1-3で敗れる波乱があった。
試合は後半6分。カウンターからムフシン・ヤジュールがゴールを決め、ラジャ・カサブランカが先制。
しかし、同18分、ロナウジーニョが直接FKを決め、アトレチコ・ミネイロが同点に追いついた。
そして、後半39分、ラジャ・カサブランカがPKを獲得。これをムフシン・メトワリが決めて、2-1とリード。
さらに、アディショナルタイムに、クロスバーに当たった跳ね返りをマビデが押し込み、ラジャ・カサブランカが3-1で勝利した。
開催国代表が決勝に進出したのは2000年大会のコリンチャンス以来13年ぶり2回目。また、欧州と南米以外のチームが決勝に進出したのは、2010年大会のマゼンベ(コンゴ民主共和国)以来3年ぶり2回目。
ラジャ・カサブランカは、現地時間21日19:30に、バイエルン・ミュンヘンと決勝を戦う。