五嶋みどりさんがグラミー賞受賞　日本人9人目

第56回グラミー賞の授賞式が行われ、日本人のバイオリニスト五嶋みどりさんが参加したアルバム「ヒンデミット」が、クラシック・コンペンディアム賞を受賞した。

同アルバムは、みどり＆クリストフ・エッシェンバッハ（指揮者）名義で、五嶋さんがバイオリン、北ドイツ放送交響楽団が演奏をしている。


五嶋さんは1971年生まれの42歳。大阪出身だが、アメリカに拠点を置いて活動中。NPOによる開発途上国での演奏活動など社会貢献に関心が高く、2007年から国連のピース・メッセンジャーに就任している。


なお、今年のグラミー主要4部門は、
- Record of the Year(最優秀レコード賞）：　Somebody That I Used to Know／ゴティエ featuring キンブラ





- Song of the Year（最優秀楽曲賞）：　We Are Young／ファン　featuring　ジャネール・モネイ





- Album of the Year(最優秀アルバム賞）：　Babel／マムフォード・アンド・サンズ
- Best New Artist（最優秀新人賞）：　ファン


また、過去の日本人受賞者は、
- 1987年　石岡瑛子（最優秀映画音楽アルバム賞、「マイルス・デイヴィスのアルバム「TUTU」のジャケットデザイン」）
- 1989年　坂本龍一（最優秀映画音楽アルバム賞、「サウンドトラック「ラストエンペラー」」
- 2001年　喜多郎（最優秀ニューエイジ・アルバム賞、「Thinking of You」）
- 2008年　中村浩二（最優秀ニューエイジ・アルバム賞、「Crestone」）
- 2011年　松本孝弘（最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞、「TAKE YOUR PICK」）
- 2011年　内田光子（最優秀インストゥルメンタル・ソリスト演奏賞、「モーツァルト：ピアノ協奏曲第23番・第24番」）
- 2011年　上原ひろみ（最優秀賞コンテンポラリー・ジャズ・アルバム賞、「スタンリー・クラーク・バンドfeat.上原ひろみ」）
- 2011年　松山夕貴子（最優秀ニューエイジ・アルバム賞、「ミホ:ジャーニー・トゥー・ザ・マウンテン」