動物の細胞を多能性細胞に初期化する簡単な方法を開発したとの日本の研究が、英科学誌ネイチャーに掲載された。
この研究は、胚性幹細胞(ES細胞)、人工多能性幹細胞(iPS細胞)に続き、STAP細胞として第3の大きな潮流となる可能性を秘めている。
神戸の理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子(おぼかた はるこ)さんらが開発した最新の方法は、生まれたばかりのマウスの白血球を酸性の溶液に25分浸した後、5分間遠心分離機にかけ、7日間培養することで、多能性細胞に戻るという驚くほどローテクで、全く異なるアプローチをとっている。
ただ、環境要因(外部刺激)だけで細胞の初期化をするという画期的な方法は、生まれたばかりのマウスでしか実証されておらず、ヒトに適用できるかまだわかっていない。
それにしても、この画期的な方法を発見した小保方さんは弱冠30歳。早稲田大学理工学部卒。バドミントンの潮田玲子さんに似た美人で、おばあちゃんにもらった割烹着を着て、研究している姿も好感が持てる。
このまま研究が発展して、小保方さんがノーベル賞を受賞する姿を見てみたい