ベトナムのホーチミンで開催されている第18回AFC女子アジアカップは準決勝が行われ、日本が中国に、オーストラリアが韓国にそれぞれ2-1で勝利し、日曜日に行われる決勝に進んだ。
なでしこの決勝進出は13年ぶり5回目、オーストラリアは2大会連続3回目。
過去のアジア女王・中国は、日本のパス回しについていけず、危険なレイトタックルを連発。それでも止められない中国は、レイトヘディングと呼ぶべきか(?)、恐ろしいことに、プロレスのヘッドバットを連発してきて、なでしこの選手が頭を抑えて倒れこむシーンが続いた。あれは全部イエローカードだろ!
試合は後半6分、左サイドから宮間がコーナーキックを蹴り、ニアに走りこんだ澤がヘディングでゴールを決め、日本が先制。後半35分にはPKを取られ同点になったが、延長のロスタイム。再び宮間が左サイドからコーナーキックを蹴り、ファーにいた岩清水がどんぴしゃでヘディングを決め、日本が2-1で勝利した。
W杯を制したなでしこだが、アジアカップは4回の準優勝が最高成績。グループリーグの対戦を見る限り、オーストラリアは負ける相手ではない。きっちりタイトルを取って、W杯の連覇に向かってほしい。