vs
- 日時: 2014年6月16日19:00-
- 会場: エスタディオ・ダス・ドゥナス(ナタル)
- 試合: W杯2014/グループリーグG組第1節
- 結果: 2-1でアメリカの勝利
- 得点: クリント・デンプシー(前半1分)[アメリカ]、アンドレ・アイエウ(後半37分)[ガーナ]、ジョン・ブルックス(後半41分)[アメリカ]
■TigerKAZの満足度 AA
組み合わせ抽選会が行われてから、D組がいわゆる「死のグループ」と言われてきたが、ドイツ、ポルトガル、ガーナ、アメリカが集まったG組が一番厳しいグループのような気がしていた。
ドイツが少し抜けているとしても、残り1枠はどこが勝ち残るのか?予想がすごく難しいし、レベルの高い国同士なので、どの試合も激戦になると思う。
そんなG組。どの試合も楽しみにしていた。まずはガーナとアメリカの対戦。両国は過去2回対戦していて、2回ともW杯での対戦だという。2006年ドイツ大会ではグループリーグで対戦して、2-1でガーナが勝ち決勝トーナメントに進出。アメリカはグループリーグで敗退した。
そして、2010年南アフリカ大会では決勝トーナメントのR16で戦っていて、やはり2-1でガーナが勝利している。3大会連続で対戦するという因縁の対決は意外な形で始まった。。。
前半30秒、左サイドからのスローインで始まったプレーで、デンプシーがドリブル突破でペナルティエリアの中を進み、左足を振り抜き、いきなりの先制点。アメリカがリードした。
しばらくは攻めるガーナ、守るアメリカという形の見応え十分の展開が続き、このままアメリカが逃げ切るかと思われた。が、後半37分、左サイドからアサモアのパスを受けたギャンがヒールパス、そこをA.アイエウがトゥーキックでシュートし、ガーナが同点に追いつく。
騒然とするスタジアム。グループリーグとは思えない熱い戦いは、後半41分、右サイドのコーナーキックからブルックスのヘディングシュートが決まり、再びアメリカがリード。このまま2-1で勝点3を獲得した。
次節、負けたガーナはドイツと、勝ったアメリカはポルトガルと対戦する。ん~、ガーナは苦境に追い込まれたか?早く次の試合が見たい。
■TigerKAZのマッチMVP クリント・デンプシー (ガーナ)
開始早々のゴールは、まさに、目の覚める一撃だった。過去2回の戦いでは、いずれもガーナが先制しているため、ほんとに貴重な得点だった。
■ペナルティエリアへの侵入回数
0-15分 | 0 | 2 | 5 | 7 | 3 | 1 | 0 | 2 |
16-30分 | 1 | 1 | 7 | 9 | 2 | 0 | 1 | 1 |
31-45分 | 2 | 2 | 5 | 9 | 4 | 2 | 1 | 1 |
46-60分 | 2 | 6 | 4 | 12 | 2 | 2 | 0 | 0 |
61-75分 | 3 | 4 | 1 | 8 | 2 | 1 | 1 | 0 |
76-90分 | 3 | 2 | 6 | 11 | 4 | 0 | 1 | 3 |
Total | 11 | 17 | 28 | 56 | 17 | 6 | 4 | 7 |
* ガーナの56回は猛攻と言っていい数字。特に、右サイドから繰り返し攻略しようとしていたことがわかる。アメリカは数少ないチャンスを得点に結びつけたことがわかる。
■出場選手
[ガーナ / アクワシ・アッピアー監督(ガーナ)]
12 アダム・クワラセイ(GK)
3 アサモア・ギャン
4 ダニエル・オパレ
7 クリスティアン・アツ (78分OUT)
10 アンドレ・アイエウ
11 サリー・ムンタリ ■
13 ジョルダン・アイエウ (59分OUT)
17 モハメド・ラビウ (71分OUT) ■
19 ジョナサン・メンサー
20 クワドウォ・アサモア
21 ジョン・ボイエ
(交代選手)
9 ケビン・プリンス・ボアテング (59分IN)
5 マイケル・エシアン (71分IN)
14 アルバート・アドマー (78分IN)
[アメリカ / ユルゲン・クリンスマン監督(ドイツ)]
1 ティム・ハワード(GK)
4 マイケル・ブラッドリー
5 マット・ベスラー (46分HT/OUT)
7 ダマルカス・ビーズレイ
8 クリント・デンプシー
11 アレジャンドロ・ベドヤ (77分OUT)
13 ジャーメイン・ジョーンズ
15 カイル・ベッカーマン
17 ジョジー・アルティドール (23分OUT)
20 ジェフ・キャメロン
23 ファビアン・ジョンソン
(交代選手)
9 アロン・ヨハンソン (23分IN)
6 ジョン・ブルックス(46分HT/IN)
19 グラハム・ズシ(77分IN)
[主審]
ヨナス・エリクソン(スウェーデン)