

- 日時: 2014年6月23日17:00-
- 会場: エスタディオ・ナシオナル(ブラジリア)
- 試合: W杯2014/グループリーグA組第3節
- 結果: 4-1でブラジルの勝利
- 得点: ネイマール(前半17分)[ブラジル]、ジョエル・マティプ(前半26分)[カメルーン]、ネイマール(前半35分)、フレッジ(後半4分)、フェルナンジーニョ(後半39分) [ブラジル]
■TigerKAZの満足度 AA
ブラジルは勝点4で迎えたグループ最終戦。勝つか引き分けでも決勝トーナメント進出を決める。
カメルーンは2連敗ですでに敗退が決まっている試合。だが、この試合ではラフプレーや内紛もなく、3試合で一番いい出来だったように見えた。
試合は前半17分、左サイドのルイス・グスタボからのクロスをネイマールが押し込みブラジルが先制。
しかし、前半26分、左サイドからペナルティエリアの奥までドリブルで進んだアラン・ニョムがGKとDFの間を通す素晴らしいパスを出し、マティプが押し込んでカメルーンが同点に追いついた。
前半35分、ペナルティエリアの外、中央でパスを受けたネイマールが右足を振り抜いてブラジルが2-1とした。
後半4分、中央で縦パスが入り、ダビド・ルイスが出したパスをフレッジが頭で押し込みブラジル3点目。正確にはオフサイドだったが...フレッジには嬉しい大会初ゴールとなった。
後半39分、中央でダイレクトパスが連続で決まり、最後はフェルナンジーニョが蹴りこんで、ブラジルが4-1で勝利した。
これでブラジルは勝点7として得失点差でメキシコを上回りグループ首位通過が決まった。R16ではチリと対戦する。カメルーンは3連敗で敗退となった。1990年大会でアフリカ勢初のベスト8入りしたカメルーン。不屈のライオンを再興するには、まず内紛しないチームを築く必要があるかもしれない。
■TigerKAZのマッチMVP ネイマール (ブラジル)
初戦の2得点と合わせて4得点となったネイマール。この試合ではボール遊び的なパスが多く、スタジアムを沸かせていた。

■ペナルティエリアへの侵入回数
0-15分 | 2 | 1 | 2 | 5 | 6 | 0 | 4 | 2 |
16-30分 | 2 | 1 | 3 | 6 | 7 | 2 | 3 | 2 |
31-45分 | 1 | 2 | 3 | 6 | 6 | 3 | 3 | 0 |
46-60分 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 2 | 6 | 2 |
61-75分 | 0 | 1 | 2 | 3 | 3 | 0 | 2 | 1 |
76-90分 | 0 | 3 | 2 | 5 | 8 | 3 | 4 | 1 |
Total | 5 | 8 | 12 | 25 | 40 | 10 | 22 | 8 |
* カメルーンは右サイド、ブラジルは中央からの攻撃が多かった。
■出場選手
[カメルーン / フォルカー・フィンケ監督(ドイツ)]
16 シャルル・イタンジェ(GK)
3 ニコラ・ヌクル
7 ランドリ・エングエモ
8 ベンジャミン・ムカンジョ(58分OUT)
10 バンサン・アブバカル(72分OUT)
12 アンリ・ベディモ
13 エリック・チュポ・モティング(81分OUT)
17 ステファヌ・エムビア ■
18 エヨング・エノー ■
21 ジョエル・マティプ
22 アラン・ニョム
(交代選手)
20 エドガル・サリ(58分IN) ■
15 ピエール・ウェボ(72分IN)
11 ジャン・マクン (81分IN)
[ブラジル / ルイス・フェリペ・スコラーリ監督(ブラジル)]
12 ジュリオ・セザール(GK)
2 ダニ・アウベス
3 チアゴ・シウバ
■4 ダビド・ルイス
6 マルセロ
7 フッキ(63分OUT)
8 パウリーニョ(46分HT/OUT)
9 フレッジ
■10 ネイマール(71分OUT)
11 オスカル
■17 ルイス・グスタボ
(交代選手)
5 フェルナンジーニョ (46分HT/IN)
■16 ラミレス(63分IN)
19 ウィリアン (71分IN)
[主審]
ヨナス・エリクソン(スウェーデン)