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W杯2014決勝T/決勝 ドイツ対アルゼンチン マッチレポート ドイツが南米開催で欧州勢初の優勝

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ドイツの国旗  vs アルゼンチンの国旗

 
- 日時: 2014年7月13日16:00-
- 会場: エスタディオ・ド・マラカナン(リオ・デ・ジャネイロ)
- 試合: W杯2014/決勝トーナメント決勝
- 結果: 1-0でドイツの勝利
- 得点: マリオ・ゲッツェ(延長後半8分) [ドイツ]


■TigerKAZの満足度 AA
1990年イタリア大会以来24年ぶり4回目の優勝を目指すドイツ。1986年メキシコ大会以来28年ぶり3回目の優勝を目指すアルゼンチン。サッカー大国の両国は過去2回もW杯決勝で対戦していて、それが1986年と1990年大会だった。


準決勝のブラジル戦で歴史的な7得点をあげたドイツ。メッシ以外の選手がメッシの得点のためにプレーし続けたアルゼンチン。試合は全般的にはドイツが押していたが、決定機はアルゼンチンの方に多かった。


前半20分、ドイツDFが頭でバックパスしたボールをイグアインが奪いGKと1対1になったが決めきれず。同30分、イグアインがゴールを決めたかに見えたがオフサイドの判定。同40分と後半2分、メッシのシュートもゴールならず。延長前半7分には、パラシオがGKと1対1になるがゴールならず。


そして、延長後半8分、シュールレが左サイドを突破し、アルゼンチンDFがひきつけられると、中央へのクロスにゲッツェがフリーになり、胸トラからボレーシュートを決めてドイツが先制。このまま1-0で勝利した。


ドイツはいつも強い相手を決勝で倒してW杯を手にしてきた。1954年スイス大会では4年間無敗だったハンガリーを破り最初の優勝。1974年西ドイツ大会ではクライフ擁するオランダを下した。1990年イタリア大会ではマラドーナ擁するアルゼンチンを下した。これら偉大な歴史にまた一つ「メッシ擁するアルゼンチンを下した」優勝の栄誉がドイツに与えられた。また、これで南米を含むアメリカ大陸での開催で、欧州勢が初めて優勝することになった。


大会MVPにはリオネル・メッシ(アルゼンチン)、次点はトーマス・ミュラー(ドイツ)、3位がアリエン・ロッベン(オランダ)だった。

Lionel MESSI


得点王は6得点のハメス・ロドリゲス(コロンビア)。2位が5得点のトーマス・ミュラー(ドイツ)、3位に4得点のネイマール(ブラジル)、リオネル・メッシ(アルゼンチン)、ロビン・ファン・ペルシー(オランダ)。

James RODRIGUEZ


最優秀GKにマヌエル・ノイアー(ドイツ)、ベスト・ヤング・プレイヤーにポール・ポグバ(フランス)、フェアプレー賞にコロンビアが選出された。

Manuel NEUER

Paul POGBA


今大会は過去のW杯と比べても一番面白い大会だったように思う。ハメス・ロドリゲスという新しいスーパースターも生まれたし、コスタリカの善戦も忘れられない。若い選手が多いベルギーは次回大会では今回のベスト8を上回る成績を残すのでは?と思う。チリの攻撃サッカーには今回もワクワクさせてくれた。


初戦で大敗したスペイン。準決勝で大敗したブラジル。次回大会ではどうやって巻き返してくるだろうか?このまま沈んで行くのだろうか?ネイマールの脊椎骨折という悲しいアクシデントもあった。日本も含めアジアのチームが1勝もできなかったことについてはアジア全体で対策を考えないといけないのかもしれない。


いずれにしても、ワールドカップクラスの試合はワールドカップでしか見られない。2018年ロシア大会では、より面白い試合が多くなるよう、よりたくさんの伝説を残すよう願うし、日本代表の覚醒も願っている。


■TigerKAZのマッチMVP バスティアン・シュバインシュタイガー (ドイツ)
右頬から出血しながら、最後まで走り回り、守備の安定に貢献したシュバインシュタイガー。ラームとともに若いチームを引っ張ってきた功績は大きい。

Bastian SCHWEINSTEIGER


■ペナルティエリアへの侵入回数


ドイツ
アルゼンチン
時間帯
左→
中↑
←右
合計
合計
左→
中↑
←右
 0-15分  0  2  4  6  5  0  1  4
16-30分  0  5  3  8  2  0  2  0
31-45分  1  1  5  7  3  1  1  1
46-60分  1  1  1  3  4  0  3  1
61-75分  2  3  0  5  6  2  3  1
76-90分  0  3  4  7  1  0  1  0
91-105分  1  1  3  5  2  1  1  0
106-120分  2  2  0  4  5  3  1  1
Total  7  18  20  45  28  7  13  8

* ドイツは圧倒的に右サイドからの攻撃が多かった。アルゼンチンは中央突破が多かった。


■出場選手

[ドイツ / ヨアヒム・レーブ監督(ドイツ)]
1 マヌエル・ノイアー(GK)
4 ベネディクト・ヘーウェデス 
5 マッツ・フンメルス
7 バスティアン・シュバインシュタイガー 
8 メスト・エジル (120分OUT)
11 ミロスラフ・クローゼ (88分OUT)
13 トーマス・ミュラー
16 フィリップ・ラーム
18 トニ・クロース
20 ジェローム・ボアテング
23 クリストフ・クラマー (31分OUT)
(交代選手)
9 アンドレ・シュールレ (31分IN)
19 マリオ・ゲッツェ (88分IN)
17 ペア・メルテザッカー (120分IN)

[アルゼンチン / アレハンドロ・サベーラ監督(アルゼンチン)]
1 セルヒオ・ロメロ(GK)
2 エセキエル・ガライ
4 パブロ・サバレタ
6 ルーカス・ビリア
8 エンソ・ペレス (86分OUT)
9 ゴンサロ・イグアイン (78分OUT)
10 リオネル・メッシ
14 ハビエル・マスケラーノ 
15 マルティン・デミチェリス
16 マルコス・ロホ
22 エセキエル・ラベッシ (46分HT/OUT)
(交代選手)
20 セルヒロ・アグエロ (46分HT/IN) 
18 ロドリゴ・パラシオ (78分IN)
5 フェルナンド・ガゴ (86分IN)

[主審]
ニコラ・リッツォーリ(イタリア)

■TigerKAZのベスト・サポーター

ブラジル大会美人サポーター


W杯日本美人サポータ







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