141027Diary1　抑うつ病と意欲と自殺の密接な関係...

今日は通院日


ここのブログで、初めてカミング・アウトするけど、2009年にうつ病になり、未だに完治していない。


この5年間、会社の方は休職と復職を繰り返していて、今は3回目の休職中。


ICD10（国際疾病分類第10版）の分類によると、気分障害の反復性うつ病性障害となる。


最初はこんなに長い期間、治らないものだとは思っていなかったし、良くなるどころか、5年間で今年が一番辛かった。


そして、うつ病に対する考えが変わった。


以前は、「感情が深く落ち込み、落ち込んだまま上昇しない状態」だと思っていた。


でも、今は、「意欲を一つずつ失っていき、その度に、生きる意味が一つずつ減っていく。そして、最終的に、意欲がゼロになり、生きる意味が見出せなくなる。結果、死ぬことばかり考える状態」だと思っている。


実際に、うつ病と自殺との相関関係は深い。


仏陀は、「この世は苦しみに満ちている。これを解消するには、人や物に執着してはならない。執着すればするほど、不安が増え、不安が苦しみを生む」というようなことを言っていたと思う（違っていたら、ごめんなさい）。


でも...もしも欲求がゼロになったら、どうなるのだろう？意欲もゼロになり、生きる意味が見出せなくなるのではないか？もし仏陀が生きていたら、聞いてみたい。


ただ、普通の状態の人は、欲求がゼロになることはないと思う。何がしかの活動意欲を持っている。でも、抑うつ病患者にとっては、十分にありうることだと思う。


そんな自分だけど、先週の木曜日から、劇的に気分が向上し、活動意欲が活発になった。おそらく、主治医が前回の通院時に、薬の種類を変えてくれたからだと思う。


でも、体は全然ついていってない。めまいや吐き気、過呼吸や発汗などはまだ止まない。今はただ、このまま回復基調に乗って、感情も体も回復していくことを願うばかり...