冬季五輪に7大会連続での出場が決まっている葛西紀明が、オーストリアで行われたジャンプ男子個人第13戦で優勝した。
葛西は1972年生まれの41歳。41歳7カ月5日での優勝は史上最年長。
また、これでW杯で16回目の優勝となり、日本選手では船木和喜の15回を抜き、単独で歴代最多となった(世界一はオーストリアのグレゴア・シュリーレンツァウアーで50回)。
1992-93シーズンと1998-99シーズンで総合3位になっている葛西は、今季の総合優勝争いでも4位に浮上。
年齢を考えると、すごいとしか言いようがないが、念願の五輪金メダルへ向けて(1994年リレハンメル五輪の団体銀が最高)、弾みになる優勝だと思う。
ガンバレ、葛西