vs
- 日時: 2014年6月24日17:00-
- 会場: エスタディオ・カステロ(フォルタレザ)
- 試合: W杯2014/グループリーグC組第3節
- 結果: 2-1でギリシャの勝利
- 得点: アンドレアス・サマリス (前半42分) [ギリシャ]、ウィルフリード・ボニー (後半29分) [コートジボワール]、ゲオルギオス・サマラス (後半45分) [ギリシャ]
■TigerKAZの満足度 AA
勝点3のコートジボワールと勝点1のギリシャの対戦。コートジボワールは勝てば決勝T進出決定。引き分けだと、日本の結果次第になる。ギリシャは勝てば日本の結果次第、引き分けか負けだとグループリーグ敗退となる。
C組のサバイバルマッチは、ギリシャに不運な形で始まる。前半12分、コネが足を痛めて交代。さらに、前半24分、今度はGKのカルネシスが腰を痛めて交代になる。
それでも、前半42分、DFのパスミスを拾ったサマラスからサマリスにパス。サマリスがフリーでシュートを決めてギリシャが先制。今大会初得点をあげた。
後半29分、縦パスを受けたジェルビーニョが横パス。受けたボニーが押し込んで、コートジボワールが同点に追いついた。
このままでは敗退が決まるギリシャだが、もう時間がなかった。。。と思ったアディショナル・タイム3分。シオがサマラスを倒してPKの判定に。これをサマラスが自分で決めて、最後の最後でギリシャが勝利した。
これで勝点を4としたギリシャが勝点3のコートジボワール、勝点1の日本を上回り、サバイバル・マッチを勝ち抜けた。決勝トーナメント進出はギリシャ史上初。ベスト16ではコスタリカと対戦する。
敗れたコートジボワールは3大会連続でグループリーグ敗退となった。2006年大会はアルゼンチンとオランダ、2010年大会はブラジル、ポルトガルと同組の厳しい戦いだったが、この大会ではコロンビアに次ぐ2番手と見られていただけに残念な結果になった。
■TigerKAZのマッチMVP ギオルゴス・カラグーニス (ギリシャ)
10番を背負っているが、他の国の10番と比べて、泥臭いプレーもいとわないよく走る選手。ベスト16以降でも頑張ってほしい。
■ペナルティエリアへの侵入回数
0-15分 | 2 | 1 | 1 | 4 | 6 | 1 | 2 | 3 |
16-30分 | 0 | 1 | 1 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 |
31-45分 | 0 | 4 | 1 | 5 | 7 | 5 | 1 | 1 |
46-60分 | 1 | 3 | 2 | 6 | 12 | 3 | 6 | 3 |
61-75分 | 0 | 4 | 0 | 4 | 8 | 2 | 4 | 2 |
76-90分 | 4 | 5 | 5 | 14 | 5 | 2 | 3 | 0 |
Total | 7 | 18 | 10 | 35 | 39 | 13 | 17 | 9 |
* 後半になって攻撃回数が増えていて、激しく試合が動いたことがわかる。ギリシャは右サイド、コートジボワールは左サイドからの攻撃が多かった。
■出場選手
[ギリシャ / フェルナンド・サントス監督(ポルトガル)]
1 オレスティス・カルネシス(GK) (24分OUT)
2 イオアニス・マニアティス
4 コンスタンティノス・マノラス
■7 ゲオルギオス・サマラス
8 パナギオティス・コネ (12分OUT)
10 ギオルゴス・カラグーニス (78分OUT)
■14 ディミトリオス・サルピンギディス
■15 バシリス・トロシディス
16 ラザロス・クリストドゥロプロス
■19 ソクラティス・パパスタソプーロス
20 ホセ・ホレバス
(交代選手)
22 アンドレアス・サマリス (12分IN)
12 パナギオティス・グリコス (24分IN)
17 テオファニス・ゲカス (78分IN)
[コートジボワール / サブリ・ラムシ監督(フランス)]
1 ブバカル・バリー(GK)
3 アルトゥール・ボカ
4 コロ・トゥーレ
8 サロモン・カルー ■
■9 イスマエル・ティオテ (61分OUT)
10 ジェルビーニョ (83分OUT)
11 ディディエ・ドログバ (78分OUT) ■
17 セルジェ・オーリエ
19 ヤヤ・トゥーレ
20 セレイ・ディエ ■
■22 スレイマヌ・バンバ
(交代選手)
12 ウィルフリード・ボニー (61分IN)
14 イスマエル・ディオマンデ (78分IN)
21 ジオバンニ・シオ(83分IN)
[主審]
カルロス・ベラ(エクアドル)