vs
- 日時: 2014年7月1日13:00-
- 会場: アレーナ・デ・サン・パウロ(サンパウロ)
- 試合: W杯2014/決勝トーナメントR16
- 結果: 1-0でアルゼンチンの勝利
- 得点: アンヘル・ディ・マリア (延長後半13分) [アルゼンチン]
■TigerKAZの満足度 A
2大会連続ベスト8で敗れているアルゼンチン。南米開催でもあり今大会も優勝候補になっているが、これまで得点がメッシ頼みのところに若干不安が残る。このチームで優勝して、メッシの大会とできるかどうか。
この試合勝ってベスト8に進出した場合、1954年スイス大会以来60年ぶりの歴史的勝利となるスイス。ジャカ、シャキリなど20代前半の選手が核となっている今回のチームは、今までのスイスのイメージを超えてひじょうに攻守のバランスの取れたチームになっている。
試合はアルゼンチンがボールを支配し、シュートの本数が30本近くになったが、打っても打っても入らない展開に。そうして試合が進む中、PK合戦も視野に入ってきた延長後半13分、やはりきっかけはメッシだった。
中央をドリブル突破したメッシが右側にパスを出す。このパスを受けたディ・マリアがゴールに突き刺すシュートを放ち、ぎりぎりでアルゼンチンが1-0で勝利した。
回数は少なかったがスイスも惜しいシュートが続いた。試合終了間際には、ジェマイリがフリーで打ったヘディングシュートがポストにあたるなど、あと一歩だった。なお、アルゼンチンの準々決勝の相手はベルギーとなる。
■TigerKAZのマッチMVP リオネル・メッシ (アルゼンチン)
今回のアルゼンチンはまさにメッシのチーム。すべてはメッシにかかっている。
■ペナルティエリアへの侵入回数
0-15分 | 6 | 0 | 0 | 6 | 2 | 1 | 1 | 0 |
16-30分 | 0 | 4 | 2 | 6 | 4 | 0 | 1 | 3 |
31-45分 | 1 | 4 | 1 | 6 | 2 | 0 | 1 | 1 |
46-60分 | 6 | 6 | 3 | 15 | 3 | 0 | 3 | 0 |
61-75分 | 4 | 6 | 4 | 14 | 2 | 1 | 1 | 0 |
76-90分 | 7 | 4 | 2 | 13 | 2 | 2 | 0 | 0 |
91-105分 | 1 | 3 | 3 | 7 | 5 | 1 | 2 | 2 |
106-120分 | 1 | 6 | 5 | 12 | 7 | 4 | 1 | 2 |
Total | 26 | 33 | 20 | 79 | 27 | 9 | 10 | 8 |
* アルゼンチンが猛攻を見せているがなかなか決まらなかったことがわかる。アルゼンチンは中央と左サイドからの攻撃が多い。スイスは回数は少ないが、左右のバランスはいい。
■出場選手
[アルゼンチン / アレハンドロ・サベーラ監督(アルゼンチン)]
1 セルヒオ・ロメロ(GK)
2 エセキエル・ガライ ■
4 パブロ・サバレタ
5 フェルナンド・ガゴ (106分OUT)
7 アンヘル・ディ・マリア ■
9 ゴンサロ・イグアイン
10 リオネル・メッシ
14 ハビエル・マスケラーノ
■16 マルコス・ロホ (105分OUT) ■
17 フェデリコ・フェルナンデス
22 エセキエル・ラベッシ (74分OUT)
(交代選手)
8 ロドリゴ・パラシオ (74分IN)
23 ホセ・マリア・バサンタ (105分IN)
6 ルーカス・ビリア (106分IN)
[スイス / オットマー・ヒッツフェルト監督(ドイツ)]
1 ディエゴ・ベナリオ(GK)
2 ステファン・リヒトシュタイナー
8 ギョクハン・インラー
10 グラニト・ジャカ (66分OUT) ■
11 バロン・ベーラミ
13 リカルド・ロドリゲス
18 アドミール・メフメディ (113分OUT)
19 ヨシプ・ドルミッチ (82分OUT)
■20 ヨハン・ジュルー
22 ファビアン・シェア
23 ジェルダン・シャキリ
(交代選手)
16 ゲルソン・フェルナンデス (66分IN) ■
9 ハリス・セフェロビッチ (82分IN)
15 ブレリム・ジェマイリ (113分IN)
[主審]
ヨナス・エリクソン(スウェーデン)