vs
- 日時: 2014年7月1日17:00-
- 会場: アレーナ・フォンテ・ノバ(サルバドル)
- 試合: W杯2014/決勝トーナメントR16
- 結果: 2-1でベルギーの勝利
- 得点: デ・ブルイネ (延長前半3分)、ロメル・ルカク (延長前半15分) [ベルギー]、ジュリアン・グリーン (延長後半2分) [アメリカ]
■TigerKAZの満足度 AAA
勝ってベスト8に進出すれば1986年メキシコ大会以来2回目となるベルギー。前回大会はベスト16でガーナに敗れたアメリカ。ベスト8は2002年日韓大会以来となる。
両チームとも速攻にキレがあり面白い展開となった。だが、基本的にはベルギーがペースを握ったが、アメリカGKハワードの活躍もあり、なかなかゴールが決まらない試合となった。
途中で観客がピッチに乱入するハプニングがあったが、カメラでアップにして写すということをしなかったのはさすがの対応だと思った。写さなければ、真似をする人も出ないだろうし。
試合は0-0のまま延長に突入。その前半3分、右サイドのルカクが長い距離をドリブルで突破し中央にクロス。これをデ・ブルイネがDF3人を引き連れてシュートを放ちゴール。ついに均衡が破れた。
そして延長前半15分、今度はデ・ブルイネが左サイドをドリブルで上がり中央へクロス。これをルカクが決めてベルギーが2点差とする。
試合を面白くしたのは、延長後半2分、中央後方からブラッドリーが浮き球のパスを送り、グリーンがボレーシュートを決めて、アメリカが1-2と1点差にする。
あと1点。ここからアメリカが怒涛の攻めを見せるが、1点差のままタイムアップ。ベルギーが死闘を制した。これでベスト16の8試合すべてで、グループリーグ首位の国が勝利した。
■TigerKAZのマッチMVP ロメル・ルカク (ベルギー)
延長から入ってきたルカク。ゴールも含めて2点とも得点にからんだ。
■ペナルティエリアへの侵入回数
0-15分 | 1 | 2 | 3 | 6 | 2 | 1 | 1 | 0 |
16-30分 | 5 | 3 | 2 | 10 | 3 | 1 | 1 | 1 |
31-45分 | 4 | 2 | 3 | 9 | 10 | 0 | 5 | 5 |
46-60分 | 4 | 3 | 5 | 12 | 2 | 2 | 0 | 0 |
61-75分 | 3 | 3 | 3 | 9 | 6 | 0 | 2 | 4 |
76-90分 | 7 | 4 | 5 | 16 | 8 | 1 | 3 | 4 |
91-105分 | 1 | 4 | 1 | 6 | 7 | 2 | 4 | 1 |
106-120分 | 2 | 2 | 2 | 6 | 11 | 2 | 6 | 3 |
Total | 27 | 23 | 24 | 74 | 49 | 9 | 22 | 18 |
* アメリカは右サイドバックにイエドリンが入ってから右サイドが活性化していることがわかる。回数ではベルギーが圧倒、左右のバランスもいい。
■出場選手
[ベルギー / マルク・ウィルモッツ監督(ベルギー)]
1 ティボ・クルトワ(GK)
■2 トビー・アルデルワイレルド
4 バンサン・コンパニ ■
■5 ヤン・フェルトンゲン
■6 アクセル・ウィツェル
7 ケビン・デ・ブルイネ
8 マルアン・フェライニ
10 エデン・アザール (111分OUT)
14 ドリエス・メルテンス (60分OUT)
15 ダニエル・ファン・バイテン
17 ディボック・オリジ (91分OUT)
(交代選手)
11 ケビン・ミララス (60分IN)
9 ロメル・ルカク (91分IN)
22 ナセル・シャドリ (111分IN)
[アメリカ / ユルゲン・クリンスマン監督(ドイツ)]
1 ティム・ハワード(GK)
■3 オマール・ゴンザレス
4 マイケル・ブラッドリー
5 マット・ベスラー
7 ダマルカス・ビーズレイ
8 クリント・デンプシー
11 アレジャンドロ・ベドヤ (107分OUT)
■13 ジャーメイン・ジョーンズ
19 グラハム・ズシ (72分OUT)
20 ジェフ・キャメロン ■
23 ファビアン・ジョンソン (32分OUT)
(交代選手)
2 デアンドレ・イエドリン(32分IN)
18 クリス・ウォンドロウスキ (72分IN)
16 ジュリアン・グリーン(107分IN)
[主審]
ジャメル・ハイムディ(アルジェリア)