vs
- 日時: 2014年7月4日17:00-
- 会場: エスタディオ・カステロン(フォルテレザ)
- 試合: W杯2014/グループリーグ決勝トーナメント準々決勝
- 結果: 2-1でブラジルの勝利
- 得点: チアゴ・シウバ (前半7分)、ダビド・ルイス (後半24分) [ブラジル]、ハメス・ロドリゲス (後半35分) [コロンビア]
■TigerKAZの満足度 AA
試合自体はひじょうに面白かったが、後味の悪い結果を伴った。後半43分、ネイマールが背中に蹴りを入れられ、タンカに横たわったままピッチを去ったが、その後、脊髄を骨折していたことがわかった。
今大会の残り試合での出場は絶望。ブラジルが優勝して「ネイマールの大会」となることや得点王になる可能性もなくなった。もし、アルゼンチンと決勝戦になれば、ネイマール対メッシという歴史に残る試合になったはず。今まで、いい動きを見せてくれていただけに、残念でしようがない。
また、次の準決勝ドイツ戦には、キャプテンのチアゴ・シウバが累積警告で欠場となる。ブラジルにとっては試練の準決勝となりそうだ。
試合は、前半7分、左サイドからネイマールが蹴ったコーナーキックがファーに流れ、チアゴ・シウバが押し込んでブラジルが早い時間帯で先制した。
後半24分、中央からのフリーキックをダビド・ルイスが直接決めてブラジルが2点リードした。今大会はフリーキックからの得点が少ないので、余計に素晴らしいゴールに感じた。
そして、後半35分、ジュリオ・セザールがバッカを倒してしまいPKの判定。これをハメス・ロドリゲスが決めて、1-2と1点差まで迫ったが、ここまでだった。2大会連続でベスト8で敗れていたブラジルは優勝した2002年日韓大会以来のベスト4進出となった。
今大会最もブレイクした選手と言えるコロンビアのハメス・ロドリゲスは得点を6まで伸ばしてW杯を去ることになった。
■TigerKAZのマッチMVP チアゴ・シウバ (ブラジル)
次の準決勝は欠場となるが、これがブラジルにどういう影響を与えるか?この日の1点目には気迫を感じた。
■ペナルティエリアへの侵入回数
0-15分 | 1 | 1 | 1 | 3 | 4 | 0 | 2 | 2 |
16-30分 | 5 | 6 | 1 | 12 | 4 | 1 | 3 | 0 |
31-45分 | 1 | 3 | 2 | 6 | 2 | 2 | 0 | 0 |
46-60分 | 1 | 2 | 0 | 3 | 4 | 0 | 4 | 0 |
61-75分 | 1 | 2 | 0 | 3 | 5 | 0 | 3 | 2 |
76-90分 | 0 | 1 | 0 | 1 | 12 | 3 | 3 | 6 |
Total | 9 | 15 | 4 | 28 | 31 | 6 | 15 | 10 |
* 両チームとも中央突破が多い。左右という点では、ブラジルは左サイド、コロンビアは右サイドからの攻撃が多かった。
■出場選手
[ブラジル / ルイス・フェリペ・スコラーリ監督(ブラジル)]
12 ジュリオ・セザール(GK) ■
■3 チアゴ・シウバ■
4 ダビド・ルイス
5 フェルナンジーニョ
6 マルセロ
■7 フッキ (83分OUT)
8 パウリーニョ (86分OUT)
9 フレッジ
■10 ネイマール(88分OUT)
11 オスカル
23 マイコン
(交代選手)
■16 ラミレス(83分IN)
18 エルナネス (86分IN)
15 エンリケ (88分IN)
[コロンビア / ホセ・ペケルマン監督(アルゼンチン)]
1 ダビド・オスピナ(GK)
2 クリスティアン・サパタ
3 マリオ・ジェぺス ■
■6 カルロス・サンチェス
■7 パブロ・アルメロ
9 テオフィロ・グティエレス (70分OUT)
10 ハメス・ロドリゲス ■
11 フアン・クアドラード (80分OUT)
■13 フレディ・グアリン
14 ビクトル・イバブロ (46分HT/OUT)
18 フアン・スニーガ
(交代選手)
19 アドリアン・ラモス (46分HT/IN)
17 カルロス・バッカ(70分IN)
20 フアン・キンテロ(80分IN)
[主審]
カルロス・ベラスコ・カルバージョ(スペイン)